軽トラのアース(-)が気になっていた

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新車から13年程度経過したウチの軽トラ。

ホンダアクティトラックHA9SDX4WD

不具合箇所をちょこちょこ修理して状態維持しているのですが、以前から気になっていたアース(-)関係に着手してみる事にしました。

過去・現在・電気系に不具合がある訳では無いけれども。気持ち的に。

アーシングで線を張り巡らせてしまえば「思い」は完結するのですが、ちょっと予算的な事もありまして前段階から少々改善すると思われる事をやって行きます。

資材準備。

まず配線類の端切れストックにあった太めの線(たぶん22sq)で、バッテリ⇔ボディアースの線を製作。小さいバッテリ端子クランプ・6㎜ボルト用の裸圧着端子丸形を使用。

元の線とは末端金具が変わるので、取り付け角度も多少変わる。大体の固定位置を合わせてからカット+カシメ。この長さであればコールゲートチューブの保護は要らなそう。必要性を感じたら追加します。

ボディアース部の塗膜を少し剥いて締め付けました。車体横のフレーム部に直付けなので、塗膜を剥く場合は錆びに注意。このアース線を初めて取り外しましたが、この部分(ボディ固定部分)塗装をまったく剥いて無かった。防錆重視?金属部を露出させなくてもアースの導通には支障無し計算?よく分かりませんが、昭和生まれの人間なので、接する部分の塗装を多少剥きます。後ほど防錆措置考慮。

ちなみにバッテリーは「パナソニック カオス」の標準容量より少し数字が大きいモノを使用中。少し背が高くなるがケース内には収まっている。

バッテリーマイナス線交換ついでに、5.5sqで1本インテークマニホールド付近までアース線を引いてみた。

そして気になっていたマフラーアース。

今回「平編銅線14sq」にて作成。マフラー中間の接続部でボディ(アース)接続。悪路走行で枝・草などに引っかかったりしない様に長さも考慮。マフラー(高温になる部分)に付けるので、溶けそうなモノに触れない様に取り回し注意。

この辺の地味な作業は積み重ねって事もありますし、わたくし人間の「感覚」を重視しております。

他に、最初から付いているアース線(エンジンにつながっている平編のボディアース線2本)がクタビレテイル感否めないので、それも一新したい。又はアーシングで線を直接引いてしまうか。

今回の作業で、少し気は済んだ感じ。

実際体感できるかはあまり期待していないけれども、効果はあるハズ。と思う。


その後、エンジン周辺のアース線を平編銅線で作り直しました。

上側の黒っぽい線2本は、元から付いていたモノ。換え時でしょう。よく頑張った。元からの品も平編線かと思っていたが、ケーブル線の中間の被覆剥いた様なのが付いていた。最初の状態記憶にありませんが、被覆線が劣化でこうなったのかい?まさかね。

純正部品も出ると思いますが、今回は平編線(すずメッキ銅線)が余っていたので自作しております。アース線ですし。

この辺りの線(露出している線)は古くなったら交換ですね。

熱が気になる部分のアース線だったのでココは平編と思っていましたが、普通の線でもイケるのだろうか?被覆銅線で溶けないのであれば、それに越したことはないと思います。空気に触れる部分が多いと放熱性は良いが、経年劣化スピードが早いと言いましょうか、酸化・腐食の心配が出てくる。導線も細いので、腐食してくると切れやすい。たまに引っ張って状態チェック。

ヘッドカバー(前側)とボディアース⇩

エンジン左側付近とボディアース⇩

1本インテークに追加してみた図⇩地味すぎる。

近くに他のアース線があったが、あえてそことは共締めしていない。

アースを見直し後の印象

エンジンの始動性が改善した。元々始動性が悪い訳ではなかったが、さらにクランキング時間が短くなった。

カーステの音量レベルが、以前より絞れる様になった。音質向上か雑音減少かまだよく判断できないが、両方かもしれない。(作業後まだそれほど距離を乗っていないので)

走行中に電圧計を眺めてみると、以前より少しだけ発電電圧の安定度が増した気がする。

経過年数・走行距離と共に、だんだん性能が下がってきた部分が最初の状態に近づいた(戻った?)のか、それよりさらに少し上回って良くなっちゃったのかよく分かりませんが、やってよかった今回のアース線リフレッシュ作業。

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