車両を買ったかりの方はベスパの空気圧、どれくらい入れればいいのか疑問に思われると思います。
標準値は調べれば出てくるけど、ホントにそれでいいのかな?と。
各ショップ・個人所有者・ノウハウ等、色々あると思いますので、買った所・行った所・前所有者など、いろんなところで聞いてみる・自分で試してみるのもいいと思います。
この記事の場合、ハンドチェンジのベスパの「スモールボディ 50s・100・125」「ラージボディ P/PX」などの一例。
メーカーマニュアルの標準値は、前 1.25 後 1.6(二人乗り2.3)みたい。
最初にわたくしが推奨(自分の標準値としている)する数値は、
スモールボディ(一人乗りの場合)前 2.0 後 2.0
スモールボディ(二人乗り又は相当の荷物を積む場合)前 2.0 後 2.3~2.4
ラージボディは一律 前2.0~2.1 後2.3~2.4 くらい。
単位は大して変わらないので省略。
スペアタイヤは何れも 2.5 くらい入れておきます。出番がいつ来るか分からないので、高め。出番が来た時に、高かったら落とせばよろし。大体は出番が無く、気付いたらしぼんでいますが。
長期出番の無いスペアタイヤは、チューブもダメになってたりするのですが、せめて状態は把握しておきましょう。空気を入れて数キロ(次のバイク屋・ガソリンスタンドまで)走れるか、ただの飾りか。
空気圧調整する時は、少ないより気持ち多め。冷間時に測る。走行してタイヤが温まっている時に測ると、数値が高めに出る事がありますので要注意。
ベスパはフロントが軽いので、もう少し低く(前タイヤの空気圧)てもいい気もしますが、抜ける事前提(乗る人により)で大体この辺りを標準にしています。
出先のガソリンスタンドで見る時も注意が必要。走行直後などは大体「高い」、だからと言って抜いたら、今度は冷間時(正常時)に低すぎるなどの事もあり。出発前など、事前(冷間時)に見ておく。出先で見るのはいいが、数値が入れた時より高くても、安易に抜かない。その借りたタイヤゲージがどこまで正確かも怪しい。最終的には感覚をやしなう。こまめにタイヤを押して感触を覚えておく。ですか。携帯できるタイヤゲージを持ち歩いてもいいかも。冷間時の数値を見といて、ガソリンスタンドなどの器具の数値と持参の数値が同じであれば信頼できる。まあそこまで必要ないですね。
これから山などに、気合を入れて走りに行くなどの場合は、上の数値より少し低く調整したりもします。まあその辺はいろいろ試して、好みで調整してみてください。ただ、空気圧が低いとパンクするリスクも高くなりますので「パンクしたくなければタイヤの空気圧を適正に保つ」です。タイヤの空気圧が低いまま走行していると、摩耗も早くなりますし、ハンドル取られたり、ヨレたり、スピード出なかったり。
あとは、あまりツルツル(タイヤ摩耗限度以上)になるまで粘って使わない。溝は残っていても、割れが出ていなくても、古いタイヤは交換することをおススメします。乗り心地・路面から拾う振動が変わる。いざという時に言うことを聞くか聞かないか、後で後悔しないためにも。
飛ばさないから・費用を捻出できないから・変えても違い分からないから・腕でカバーするから・タイヤなんてなんでもいいんだ・と言った方は、どうぞお気になさらず。空気圧だけは気にしてください。
国産スクーター50ccクラスも、空気を入れる時は前後「2.0」にしていました。これも標準値より高めかもしれませんが、それほど空気圧を気にしてくれる人も少ない?ってのもあり、入れる時は「2.0」。
スーパーカブなどのビジバイや、51㏄以上の2人乗りができるタイプのスクーターなどは、またちがってきますので、それに応じた空気圧で対応です。
ベスパの空気圧の件 追記
あまりコマメに見ない、抜けてくる事前提なので、上の数値を入れているという事もあります。
知り合いのお店の方に聞きました所、取り付けるホイール(鉄・アルミ・チューブレス用等)や、タイヤの種類によって空気圧を変えているとの事でした。アルミの場合は、わたくしの数値(上記)より低かった。どちらかと言うと、フロントは標準値に近いのかな?
ベストの数値でこまめにチェックするか、少し高めで、たまにチェックするか。
フロントタイヤにアルミのチューブレスホイルを履く場合は、挙動が結構変わるみたいなので、自分のいい所を探ってください。